教育方針

アカデミア幼稚園の教育の考え方

 アカデミア幼稚園の教育の方針は次の3つの方針を軸に、多様な刺激を与えて人格がつくられる大事な時期に園児がもっている可能性が最大限伸ばすことを目指しています。

1. 広大な敷地(4,500坪)と充実した各種施設を活用し、体力のある元気な子どもに育ってほしいと願い自然に親しみ、体を動かす時間を確保しています。

 園内には土の園庭だけでなく芝生のグラウンドと野球場もあります。

 大型遊具は子どもたちに人気です。

 2. トランペット演奏家であった故安田秀司が幼稚園を設立した時から、音楽教育に力を注いできました。 音楽を通じて感性を養い、集中力が身につくように指導しています

一流の音楽家を招いて「親子コンサート」を行っています。令和5年1月には現在日本で最高のトランペット奏者クリストーフォリ氏を呼んで園児との共演も行いました。その様子は雑誌「音楽の友」3月号でも紹介されました。

 毎週水曜日にトランペット(年長)、金曜日にヴァイオリンを専門の講師による指導が受けられます。楽器は幼稚園に揃っているので購入の必要はありません。 

 3. これからの先が読めない時代を生き抜いていくために、子どもたちには自分で考える力を伸ばすような教育を行っています。特に母語である日本語を論理的に、美しく使えることを目指しています。

  子どもが頭で考える時には言葉(第一言語-ほとんどの園児にとって日本語)を使います。その言語をしっかり身につけ、自分の考えを整理して、他人に伝えられるようにしていくことが重要です。そのために私たちは、幼稚園では日本語のみを教え、むしろその習得の妨げになる英語教育は行いません。

 令和5年度に重点をおく方針

 今年度の活動を始めるにあたり、特に私たちが考えているのは

 1.子どもを怒らないこと                                     なにかよくないことをしたり、自分や周りの子どもに危険な行動をした場合などには「叱る」ことは当然あります。しかし感情的になって園児を怒鳴ったり、子どもを脅すことで集団を導こうとするのは、教育方法として稚拙であると考えます。行動を変えるのに子どもなりに理解して、納得してもらう努力をすることを1つの目標といたしました。怒られて萎縮することで、「自己肯定感」が損なわれていきます。そのようなことはあってはなりません。

 2. 子どもの「自分で考える力」を伸ばすこと                            今年度に限らず私たちの基本方針の1つなのですが、特に今年はそのことを意識した指導に力を入れていきます。

 そのほか私たちが目指していること

 ・アカデミア幼稚園は敷地が広く、自然が豊かです。植物や昆虫などに触れ、自然に対する細やかな感性を持った人に育って欲しいと思っています。

 ・幼稚園には大きな畑と田んぼもあります。みんなでいっしょに田植えをし、サツマイモの苗を植えたりしています。そして、稲や野菜が育つ様子を見守り、秋には収穫もします。幼稚園で採れた野菜は意外なほど食べてくれます。このような地道な活動が「食育」の基本であると私たちは考えています。

 ・幼稚園は今年で創立46年です。つくば市のあらゆる所に卒園生という仲間がいます。このつながりをこれからも大事にして園児を支えていこうと思っています。